【ゲイ寸止めくすぐり体験談】罰ゲームでノンケ親友を縛り、乳首責めで勃起させた話
大学から十年来の親友・彼女持ちのノンケ。家飲みの罰ゲームでベッドに結束バンドで縛り上げ、羽根と指の腹と歯ブラシで脇から足裏、乳首から陰嚢までを段階的に責めていく。笑い声が悲鳴に変わり、悲鳴が懇願に変わり、最後はTシャツの裾を持ち上げてボクサーの中で勃起を確認するまでの、確信犯の俺と狼狽するノンケの話。
「お前、何でもするって言ったよな」
俺がそう確認したとき、健太はまだ笑っていた。畳の上に転がった缶チューハイの空き缶が四本、テーブルの上にウィスキーのボトルが半分、トランプの最終戦で四連敗した男の顔は赤く茹だっていて、目尻が垂れていて、酒に強いくせに今日に限ってやけにペースが早かった。
「するする。何でもする。罰ゲームだろ? 男に二言はねえって」
大学のときからこいつはこうだ。負けず嫌いで、見栄っ張りで、いざ負けると妙に潔い。それが可愛いと女に言われ続けて、現に三年付き合っている彼女がいる。俺はその彼女のことも知っているし、二人がうまくいっていることも知っているし、健太が完璧なノンケで、ゲイの俺にもまったく警戒心を持っていないことも、十年来の付き合いで嫌というほど知っている。
知っているから、俺は今夜、決めた。
「じゃあ、ベッド行こうか」
「は?」
「縛らせろ。手首だけな。安全だから。動けない状態で罰ゲーム受けてもらう」
健太は数秒固まって、それから派手に噴き出した。「お前なに、SMかよ」と笑いながら立ち上がろうとして、よろけて、俺の肩につかまって、結局自分の足でベッドルームまで歩いてきた。豪語した手前、引けないらしい。あるいは酔っていて警戒心がゆるみきっているのか。たぶん、両方だ。
ベッドの上に仰向けに転がしたら、こいつは存外おとなしくしていた。Tシャツ一枚にグレーのボクサー、靴下は脱がせた。手首には黒い結束バンドを通して、頭上のフレームに固定する。指は二本、楽に差し込める余裕を残した。締めすぎていないか確認するために、健太の手の甲に自分の指を当てて、脈と血流を確かめる。冷たくない。だいじょうぶだ。
「きつくないか? 痺れたら言えよ」
「平気だって。お前真面目だな。さっさと罰ゲーム言えよ」
「罰ゲームはな」
俺はベッドの脇のチェストから、用意していた小袋を取り出した。中身は、白い羽根が一本、柔らかい毛先の歯ブラシが一本、それから化粧用のメイクブラシが一本。
「お前、これでくすぐられて、最後まで笑い続けたら勝ち。途中で泣いたら俺の勝ち。負けたら、来週も家飲み付き合え」
「は? なにそれ。ナメてんの? 余裕」
健太は鼻で笑った。十年来の親友の、まったく無防備な笑顔。俺はその顔をしっかり見ながら、ベッドに片膝をついた。畳の上の空き缶が転がる音が、隣の部屋からかすかに聞こえてくる。エアコンの低い唸り。健太の、まだ平常な呼吸。Tシャツの胸が、ゆっくり上下している。
第一段階。脇。
俺は羽根の先端を、健太のTシャツの袖の中に、ゆっくり潜り込ませた。
「うわ、ちょ、ヤメ……ぶはっ、はははっ」
最初は、ただの笑いだった。脇の窪み、薄い汗の匂いがする場所を、羽根の先端で円を描くようになぞる。健太はTシャツの中で体をよじって、結束バンドがフレームに当たってカチカチ鳴って、笑い声が部屋に響く。声に余裕がある。目尻に皺が寄って、口角が引きつるように上がって、ノンケの友達が酔っ払ってじゃれているときの、見慣れた顔だ。
「やめろってバカ、ははっ、無理無理、わかった負けるから、ははは」
「もう降参か? まだ三分も経ってないぞ」
「いや、待て、まだいける、いける、ははっ、もう一回」
豪語。プライド。負けず嫌い。十年来知っている、こいつの全部の弱点。
俺は羽根を逆の脇に移した。同じことを、ゆっくり、丁寧に、なぞるように。健太の笑い声がさらに高くなる。声が裏返って、子供みたいになる。「ばか、やめろ、本当に、ふ、ふははっ」と。よく見ると、首筋にうっすら汗が浮いている。Tシャツの襟元から、男の体温と、家飲み特有のチューハイの甘い匂いと、健太自身のいつもの体臭が、混じって立ち上ってくる。
俺はその匂いを、ちゃんと吸い込んでから、次の段階に移った。
第二段階。脇腹。
Tシャツの裾を、めくる。健太のへその横、薄い腹筋の脇、肋骨の下あたり。ここは脇よりも反応が強い。ノンケの男はだいたい、ここを触られるとびっくりするほど跳ねる。俺は今度は指を使った。人差し指の腹を、肋の一本一本に沿って、すうっとなぞる。
「うわっ、ちょ、ちょっと待っ、はははははっ」
健太の腰が浮いた。本気で逃げようとしている。でも手首はフレームに繋がっていて、両足はベッドの上で空を蹴るだけで、腰が浮いてもどこにも行けない。Tシャツがめくれ上がって、薄く割れた腹筋と、臍の周りの細い毛と、ボクサーの黒いゴムの上端が見えた。俺はその腹筋の谷間を、指の腹でゆっくり押した。くすぐったいのと、苦しいのが混じる場所。健太の笑い声が、少し質を変える。
「待っ、もう、まじで、ふ、ははは、ぐ、く、はあっ」
息が切れ始めている。笑いっぱなしで肺が苦しいのと、必死に逃げて体力を使っているのとで、額に汗が浮いている。前髪が貼り付いて、目が潤んできた。涙じゃない。笑いすぎたときの、生理的な水分。でも、もう少しで、それが涙に変わる予感がある。
俺は指を歯ブラシに持ち替えた。柔らかい毛先で、健太のへそのまわりを、ゆっくり、円を描く。
「ひっ、ひぃっ、ちょ、それ、それダメ、まじでダメ、はははははっ、はあっ、はあっ」
声が変わった。笑いの中に、悲鳴に近い高音が混じってきた。腰の浮き方が変わって、ベッドのスプリングが連続でぎしぎし鳴って、結束バンドがフレームを叩く。健太は本気で逃げようとしている。本気で、降参寸前まで来ている。
でも、まだだ。まだ笑える、と思っているうちは、こいつのプライドが折れない。
第三段階。腰。それから、太腿の内側。
俺はベッドの足元に回って、健太のボクサーの裾、太腿の付け根のすぐ下に、指を当てた。直接、肌に。健太がびくっと跳ねる。
「お、おい、待て、なんでそんなとこ、おい、ホモかよお前、はははっ、やめろって」
ホモかよ、と、こいつは笑いながら言った。本気で警戒しているわけじゃない。十年来の親友が、ふざけて変なところを触っている、その範囲内で言っている。俺はその言葉を、聞こえなかったふりをした。指の腹で、太腿の内側の、薄い肌を、ゆっくりなぞる。
「ひっ、ひっ、ひぃ、はっ、はあっ、ふははは、ま、まじでまじで」
太腿の内側は、脇腹よりさらに強い。ここを羽根でなぞられると、男はだいたい腰が砕ける。健太の両足が、ベッドの上でばたばた跳ねた。膝が立って、また伸びて、また立って。ボクサーの中で、何かが少し動いた気がした。俺はまだ、そこは見ない。気づかないふりをする。
指から、メイクブラシに持ち替える。柔らかい毛束で、太腿の内側を、ふわっと撫でる。
「ぐっ、く、く、ふ、はあっ、はあっ、はあっ」
笑い声が、息継ぎになった。笑いすぎて、笑う余裕がなくなって、ただ息を吐いている。健太の腹が、不規則に上下している。Tシャツがめくれ上がって、汗で濡れた腹が、ベッド脇のスタンドの光に照らされて、てらてら光っている。男の汗の匂いが、はっきりと立ち上ってきた。チューハイの甘さは、もうない。ただの、必死の体の匂い。
「な、なあ、もう、もう降参、降参するから、はぁっ、はぁっ」
「降参の声が小さい。聞こえない」
「降参! 降参するって! もうやめ……」
「来週も家飲み、付き合うか?」
「行く、行くって、毎週でも行くから、頼む、ふっ、はあっ」
毎週でも行く。十年来の親友が、酔って、縛られて、息を切らせて、それを口にした。俺はそれを耳に刻みつけて、それでも、手を止めなかった。
第四段階。足の裏。
ここからが、本番だ。
俺は健太の足首をつかんで、片足を持ち上げた。汗ばんだ素足。指の間に、男の汗。俺は羽根を取って、土踏まずの中央を、ゆっくり、なぞった。
「ぎゃっ、ひぃ、ひぃ、ひぃっ、無理、まじで無理、ひぃっ」
足裏は、人間の体で一番くすぐったい場所の一つだ。逃げ場がない。指で押さえつけて固定すれば、もう、本人にできることは何もない。俺は羽根の先端で、土踏まずを、円を描くように、ゆっくり、ゆっくり、撫で続けた。
健太の声が、変わった。
笑いじゃない。悲鳴でもない。子供が泣くときの、息が詰まったような、ひぃ、ひぃ、という細い音。目尻から、ついに、生理的な水じゃない、本物の涙が、こめかみを伝ってシーツに落ちた。
「ひぃっ、ひぃっ、もう、もう、許して、ほんとに、」
しゃっくりみたいになった。笑いすぎて、過呼吸の手前まで来ている。
俺はそこで、ようやく、足を下ろした。羽根を置いて、健太の太腿を、てのひらで、ゆっくり、なで下ろす。落ち着かせるように。息を整えさせるように。
「だいじょうぶか」
「……ぜぇっ、はぁっ、お、お前、悪魔か」
「悪魔だな」
健太は、目を閉じて、息を整えていた。涙の跡がこめかみに光っている。前髪が額に張り付いて、Tシャツは汗でぐっしょりで、首から胸元にかけて赤くなっている。十年来の親友の、こんな顔は、はじめて見た。
そして俺は、見た。
ボクサーの、真ん中。
そこが、はっきり、盛り上がっていた。
俺はTシャツの裾を、めくり上げた。胸まで。健太の左右の乳首が、空気に触れて、薄いピンクが、すこし尖って見えた。汗で湿っている。
「な、なに、なにすんだよ」
息を整えている最中の健太は、まだ、自分の股間に気づいていない。気づいているかもしれない。気づいているのに、見ないようにしている。十年来の親友だから、わかる。こいつのプライドが、それを直視させていない。
俺はメイクブラシを取って、健太の左の乳首に、毛先を、ふわっと当てた。
「うっ、ちょ、なに、それ、なんで、なんでそこ」
「くすぐったいか?」
「いや、くすぐったいっていうか、なんか、変、変な感じが、お、おい、まじで、まじでやめ……」
声が、ぜんぜん違う。さっきまでの息切れた笑いとも、足裏のときの泣き声とも、ぜんぜん違う。低い、戸惑った、自分の体の反応が信じられないときの、男の声。
俺はブラシを、ゆっくり、円を描くように、健太の乳首の周りを、なぞった。乳輪の輪郭をなぞって、頂点に毛先を当てて、また外周に戻る。健太の乳首が、はっきりと、立った。薄いピンクが、濃いピンクになって、てっぺんが、つんと尖って、毛先に押し返されるくらい硬くなった。
「うっ、く、ふ、はあっ、はあっ、な、なんで、なんで、こんな」
「気持ちいいのか?」
「ちが、違う、違うって、これは、その、生理的な、生理現象、ふ、はあっ」
俺は反対側に、ブラシを移した。同じことを、同じだけ、繰り返した。
健太のボクサーの中の盛り上がりが、もう一段、はっきりした。布の中で、押し上げるように、形がわかる。長さも、太さも、傾いている方向も、はっきりと。
「健太」
「な、なに」
「お前、立ってる」
健太は、目を開けて、自分の股間を、見た。
数秒、フリーズした。
それから、顔がさあっと赤くなった。
「な、なんで、なんでだよ、こんな、こんなの、おかしいだろ」
「ああ」
「な、なんでだよ、なんで勃つんだよ、お前くすぐっただけだろ、ふつう、勃たないだろ、こんなの」
「気持ちよかったってことだろ」
「ちが、違うって、違うから、頼む、頼むからやめろ、これ、これ以上は」
「これ以上やめてほしい?」
健太は、答えなかった。答えられなかった。やめてほしい、と言いたい。でも、体が、もう、勝手に反応している。それを、こいつ自身が、認めたくない。
俺は、答えを聞かないことにした。
ボクサーの中。陰嚢の裏。
俺は健太のボクサーのゴムに、指をかけた。
「お、おい、ちょ、待て、待て待て待て、なに、なに脱がそうとしてんだよ」
「立ってるとこ、ちゃんと見たい」
「いや、いや見るなって、頼むから、頼むから見るな、これ、これは、その、酒のせい、酒のせいだから」
「酒で立つのか?」
「立つ、立つこともある、人間、立つこともある」
「ふうん」
俺は、ボクサーを、太腿の真ん中まで、ずり下ろした。
ぼろん、と、健太のそれが、おもてに出た。
十年来の親友のそれを、俺は、はじめて、ちゃんと見た。色は健太の肌より少し濃くて、根元はやや薄い茶色の毛が密生していて、先端から、もう、透明な液が、糸を引いて、垂れていた。
「うわ、うわ、見るな、ほんとに見るなって、頼む」
「先っぽ、濡れてるぞ」
「ちが、なんで、なんで濡れるんだ」
俺は、新しい羽根を、取り出した。さっきまで使っていたのとは別の、もっと細い、もっと柔らかい、白い羽根。それを、健太の陰嚢の裏、会陰のあたりに、そっと、当てた。
「ひっ、ひぃっ、待っ、待って、待って、そこは、そこは、ほんとに、本当に、まずい」
「まずいって?」
「まずい、まずい、本当に、それやられたら、お、俺」
「お前?」
健太は、言葉を、切った。
俺は羽根を、ゆっくり、陰嚢の裏から、根元の方へ、なぞり上げた。
「ひ、ひぃっ、ひぃっ、ぐ、く、ふ、ふあっ、あっ、あっ、あっ」
ついに、「あっ」が出た。
くすぐったいときの声じゃない。男が、気持ちいいときに出す、低くて、短い、喘ぎ声。
健太自身も、その声に、ぎょっとした顔をした。「ち、違う、違う、いまの、違う」と言いかけて、でも、もう、羽根は、止まらない。俺は、陰嚢の裏から、根元、それから、竿の側面を、羽根の先端で、ゆっくり、ゆっくり、撫で上げた。直接、握らない。粘膜にも触れない。ただ、羽根の毛先で、触れるか触れないかの圧で、撫でる。
健太のそれが、ぴくぴく、跳ねた。先端の鈴口から、また、透明な液が、ぷくっと盛り上がって、糸を引いて、健太自身の腹に、垂れた。
「ふ、ふ、ふあっ、あっ、はぁっ、あっ、待っ、待って、待って、それ、それ、それ続けたら、出る、出ちゃう、出ちゃう、ほんとに」
「出していいぞ」
「いや、ダメ、ダメ、それは、それはダメ、絶対ダメ、頼む、頼むから、それは、寸前で、寸前で止めて」
寸前で止めて。
その言葉を、十年来の親友が、自分の口で、言った。
俺は、羽根を、止めた。
健太のそれは、ぎりぎりのところで、震えていた。先端は限界まで膨らんで、根元はびくびく痙攣して、太腿の内側の筋肉が、ひくひく波打って、汗が、シーツに、ぽたぽた落ちた。健太は、目を閉じて、口を半開きにして、はあ、はあ、と荒い息をついていた。
数十秒、何もしないで、ただ、観察した。
健太のそれが、ゆっくり、ゆっくり、収まっていく。完全には、収まらない。半勃ちのまま、ぴくぴくと、余韻に震えていた。
俺は、結束バンドを、切った。
健太は、しばらく、動けなかった。Tシャツを胸まで捲られて、ボクサーは太腿の真ん中で、半勃ちのそれを、おもてに出したまま、ぐったりとベッドに沈み込んでいた。
「……たけし」
「ん?」
「言うな、絶対に。誰にも、絶対に」
俺は、ベッドの脇に座って、健太の濡れた前髪を、指で、すこし、よけた。
「彼女にも?」
「彼女にも、誰にも、絶対」
「俺の口は固いぞ」
「……ありがとう」
健太は、目を閉じたまま、そう言った。それから、長い長い息を吐いて、布団を引き寄せて、自分の体を隠した。隠したけれど、その下で、それが、まだ、完全には収まっていないことを、俺は、知っていた。
「来週も、来いよ」
俺は、わざと、明るく、言った。
健太は、しばらく、答えなかった。それから、目を閉じたまま、
「……行く」
と、小さく、言った。
翌週、金曜の夜。仕事終わりに、スマホが、鳴った。
「今日、家、行っていい?」
健太からだった。先週のことには、ひとことも触れていない。ただ、それだけ。
俺は、にやりとして、返信を打った。
「いいよ。チューハイ、買ってきて」
返信は、すぐに、来た。
「了解。あと、トランプ、リベンジな」
リベンジ。
罰ゲーム前提の、トランプ。
俺は、画面を、見つめた。エアコンの低い唸り。窓の外の遠い電車の音。指先に、まだ、先週の羽根の感触が、残っている気がした。
チェストの引き出しを、開けた。羽根は、洗って、また、しまってあった。歯ブラシも、メイクブラシも、新しいのを、買ってあった。新しい結束バンドも、十本入りのパックで、用意してあった。
健太は、たぶん、自分でも気づいていない。なぜ自分が、来週も、その次の週も、ここに来たがっているのか。彼女ともうまくいっているのに、なぜ、わざわざ、男の家で、罰ゲームの続きをやりたがっているのか。
ノンケのプライドが、まだ、それを、認めさせない。
でも、俺は、知っている。
十年来の親友の、いちばん深いところに、もう、小さな鍵穴が、開いてしまったことを。
その鍵穴を、これから、ゆっくり、ゆっくり、押し広げていくのが、たぶん、この夏の、俺の、いちばんの楽しみになる。
スマホの画面が、暗くなった。俺は、新しい羽根の包装を、指で、すこし、なぞった。
来週が、楽しみだ。