ノンケ羞恥調教~1週間でマゾ奴隷落ちした俺の話~第2話

借金で首が回らなくなった俺に、ゲイの知り合いが持ちかけた提案は「1週間俺の家に泊まるだけで10万円」。簡単な話だと思った。玄関のドアが閉まり、鍵がかかる音を聞くまでは。

現金入りの封筒と鍵、スマートフォン、黒革の首輪

2日目の朝。

目覚まし時計の代わりに、ジュンさんの声で起こされた。

「起きろ。朝飯できてるぞ」

リビングに差し込む朝日が眩しい。ソファベッドから体を起こすと、全裸の自分がまず目に入る。一瞬、ここがどこかわからなくなって——昨夜の記憶が一気に戻ってきた。

深夜3時のフェラ。男の口にイカされたこと。

胃の底が冷たくなった。

「飯、冷めるぞ」

キッチンからジュンさんの声が聞こえる。いつもと変わらない、穏やかな低い声。

俺は裸のまま、リビングのダイニングテーブルに向かった。

朝食はトーストにスクランブルエッグ、ベーコン、サラダ。ちゃんとした朝飯だ。コーヒーの香りが部屋に漂っている。

ジュンさんは服を着て、向かいの席に座っている。黒いTシャツから太い腕が出ていて、コーヒーカップがやけに小さく見える。

「昨日の夜のこと、怒ってるか?」

ジュンさんが聞いてきた。

「……怒ってるっていうか。泊まるだけって話だったのに、いきなりしゃぶってきたのは反則だろ」

「そうだな。悪かったよ。ただ、お前のちんぽ見てたら我慢できなくなった」

「……気持ち悪いんで、そういうの正直に言わないでもらっていいですか」

ジュンさんが笑った。

「正直なのが取り柄なんでな。それと——今日から、これを着けてもらう」

テーブルの上に、何かが置かれた。

黒い革製の首輪。金属のリングが一つ、正面についている。犬の首輪に似ているが、もう少し幅が広くて、裏地が柔らかい素材になっている。

「……何すか、これ」

「首輪」

「見りゃわかりますよ。なんで俺がこんなの——」

「ルール2」

ルール2。命令には従う。途中で帰ったら金はゼロ。

俺は首輪を手に取った。革の匂いがする。新品だ。わざわざ買ったのか。

「……自分で着けるんですか」

「俺が着けてやる」

ジュンさんが立ち上がり、俺の背後に回った。

首に革の感触が巻きつく。バックルが留められ、きつすぎず緩すぎない圧力が首を包んだ。

首輪をした全裸の男。

壁の鏡に映った自分の姿は、人間というより、飼われている動物だった。


午前中は、昨日と同じように過ごした。

ジュンさんはパソコンで仕事をして、俺はソファでテレビを見る。ただし今日は首輪がついている。首を動かすたびに、革が肌に擦れる感触が「お前は飼われている」と囁いてくる。

昼飯の後、ジュンさんがテレビのリモコンを取り上げた。

「午後から、トレーニングを始める」

「トレーニング? 筋トレですか?」

「違う。お前の体を開発する」

「開発って——」

「お前は今まで、男に触られたことがなかった。昨夜のフェラが初めてだろ?」

「……はい」

「じゃあ、穴も当然処女か」

「……尻の穴に何か入れたことはないです。当たり前でしょ」

「これから7日間で、お前の体を俺のちんぽが入るレベルまで開発する。今日はその初日だ」

血の気が引いた。

「ちょっと待ってください。泊まるだけって——」

「俺の家のルールに従うのが条件だ。嫌なら帰れ。今すぐ服を返して、鍵を開けてやる。ただし金はゼロだ」

「……」

12万の家賃。来週の期限。路上生活。

「……ルール2、ですか」

「そうだ」

「……わかりました」


ジュンさんが寝室から持ってきたものを、テーブルの上に並べた。

ローションのボトル。大きめのもの。

ラテックスの手袋。

小さなプラスチックのプラグ。親指よりも少し太いくらいの、先端が丸くなった棒状のもの。

そして、タオルを何枚か。

「まず風呂入って、中を洗え。やり方は教える」

ジュンさんに言われるがまま、俺はバスルームに向かった。シャワーヘッドを使って、中を洗う方法を指示された。初めての経験で、お湯が腸の中に入ってくる感覚が気持ち悪くて何度もえずいた。

30分ほどかけて準備を終え、リビングに戻ると、ソファの前にバスタオルが敷いてあった。

「ここに四つん這いになれ」

「四つん……」

「膝と手をついて、尻を上げろ。犬のポーズだ」

10万円。10万円。

俺はバスタオルの上に膝をつき、両手を前について、四つん這いになった。裸で首輪をつけた男が、ゲイの男の前で犬のポーズ。これ以上の屈辱があるのかと思ったけど、これから始まることの方が遥かに屈辱的だった。

「いい子だ。尻を高く上げろ。胸をもっと下げて」

言われた通りにすると、尻が突き出される格好になる。穴が完全にジュンさんの目の前に晒された。

ラテックスの手袋をはめる、パチンという音が背後で聞こえた。

「ローション塗るぞ。冷たいからな」

ひやっ。

ローションが穴の周りに垂らされた。冷たい液体が温かい肌の上を流れ、穴の窪みに溜まる。

ジュンさんの指が、穴の周りをゆっくりと撫で始めた。

「っ……」

昨日の「検査」の時と同じだ。でも今日は、ローションのぬめりが加わって、感覚が全然違う。指の腹が括約筋の周りを円を描くようにマッサージして、そのたびに穴がひくひくと反応してしまう。

「力入れるな。息をゆっくり吐け」

「はぁ……はぁ……」

「いいぞ。じゃあ、1本入れるぞ」

指先が、穴の入り口に押し当てられた。

俺は反射的に体を硬くした。括約筋がきゅっと閉じて、異物を拒絶する。

「力抜け。息吐けって」

「無理……入んねぇよ……」

「入る。ゆっくりやるから」

ジュンさんの中指が、じわじわと圧力をかけてくる。ローションのぬめりで指先が滑り——ぬるっと、第一関節まで入った。

「ぐっ——!」

声が出た。痛みというより、異物感。体の中に何かがある違和感が強烈で、腹の奥がずんと重くなった。

「どうだ」

「気持ち悪い……出してくれ……漏れそうな感じがする……」

「漏れない。それは腸が圧迫されてるだけだ。慣れる」

指がゆっくりと奥に進んだ。第二関節まで。

「ぅ……あ……変な感じ……」

「ここが前立腺だ。わかるか?」

指の腹が、腸壁の向こう側にあるコリッとした突起を探り当てた。

ぐり。

「ひぅっ——!!!」

全身に電流が走った。

腰が大きく跳ねて、四つん這いの体勢が崩れそうになった。ちんぽが一瞬で硬くなり、先端からとろっと先走りが垂れ落ちた。

「ここだな。いい反応だ」

「やめっ——そこ、ダメ——何今の——」

「気持ちいいだろ?」

「気持ちいいとかじゃ——おかしくなる——」

ジュンさんが前立腺を、ゆっくりと、繰り返し押し始めた。指の腹で突起を押し込んでは戻し、押し込んでは戻す。

「あっ……あっ……やめ……っ、何か出る……ちんぽから何か……」

股間からは、先走りがだらだらと流れ落ちていた。ちんぽに一切触れていないのに、尿道が熱くなって、透明な液が止まらない。

「いい兆候だぞ。お前の体、素質あるな」

「素質とか……知らねぇよ……やめてくれ……」

でも、ジュンさんは止めなかった。

10分。20分。30分。

指1本で前立腺を刺激され続けた。途中で2本目が追加された。穴が押し広げられる痛みに歯を食いしばったけど、前立腺への刺激が途切れないせいで、痛みと快感がぐちゃぐちゃに混ざって、頭がどうにかなりそうだった。

「もう無理……出る……イキそう……」

「ちんぽ触らずにイケるか?」

「知らねぇ……でも、何か、来る——」

ぐりぐりぐり。指が前立腺を容赦なくこすり上げた。

「あぁっ——!!」

精液が、ちんぽの先端からどろっと溢れ出した。噴き出す力は弱いけど、量は確かに出ている。体がガクガクと痙攣して、穴がジュンさんの指をぎゅうぎゅうと締め付けた。

前立腺だけで、射精した。

ちんぽに一度も触れずに。


ジュンさんがゆっくりと指を抜いた。

指が抜けた瞬間、穴がぱくぱくと開閉するのが自分でもわかった。さっきまで中にあったものが急になくなって、腸が戸惑っているみたいだった。

俺はバスタオルの上に崩れ落ちた。

「……なんだよ、これ……」

全身が汗だくで、腹の下にはバスタオルに染み込んだ精液と先走りの染みが広がっていた。

ジュンさんがラテックス手袋を外して、ゴミ箱に捨てた。

「初日にしては上出来だ。お前、相当感じやすい体質だぞ」

「……褒められてる気がしない」

「褒めてるよ。じゃあ、プラグ入れるぞ」

「……プラグ?」

ジュンさんがテーブルの上のプラスチックのプラグを手に取った。親指より少し太い、先端が丸い棒。根元にフランジ(脱落防止の円盤)がついている。

「これを穴に入れて、夜まで過ごしてもらう」

「はぁ? ずっと入れとくの? 無理だろ——」

「慣らすためだ。入れっぱなしにすることで、穴が拡張される。明日はもう少し太いのに替える」

ローションをたっぷり塗られたプラグが、開いたばかりの穴にぬるっと滑り込んだ。

「んっ——!」

指よりも硬い異物が、腸の中に収まった。フランジが尻の割れ目に挟まって、プラグが固定される。

立ち上がると——奥に何かがある感覚が、歩くたびに揺れた。

「うわ……これ、歩くたびに動く……」

「当たり前だ。体の中に入ってるんだから」

その日の午後、俺はプラグを入れたまま過ごした。

ソファに座ると奥に押し込まれる。歩くと揺れる。くしゃみをすると腹圧で押し出されそうになる。常に「体の中に異物がある」という意識が消えなくて、何をしていても集中できなかった。

そして——歩くたびにプラグが前立腺を軽くかすめるせいで、ちんぽが半勃ちのまま萎えなかった。


3日目。

朝、プラグを抜かれて、一回り太いプラグに交換された。

「ぐっ……きつい……昨日のより太い……」

「当然だ。毎日サイズアップしていく」

午前中のトレーニングは、昨日よりも長かった。

指2本での前立腺マッサージに加えて、ジュンさんが俺のちんぽを手コキしながら同時に攻める「ダブル刺激」が始まった。

内側からの前立腺刺激と、外側からのローション手コキ。

「やべっ——両方は——ダメ——頭おかしくなる——」

「おかしくなれ。それがトレーニングだ」

四つん這いで、尻にジュンさんの指を2本突っ込まれながら、股間の下に伸びた手にちんぽを高速で扱かれる。

ぬちゅ、ぬちゅ、しゅっ、しゅっ——。

穴からのローションの水音と、ちんぽへの手コキの音が同時に響く。

「あっ、あっ、あっ——やめ——イク——もうイク——」

1回目の射精。バスタオルに精液がべちゃっと飛び散った。

でもジュンさんは止めなかった。射精直後の過敏なちんぽを握ったまま、前立腺を容赦なく刺激し続ける。

「ひぃっ——やめっ——出したばっかで——敏感すぎ——」

「連続でイケ。体が覚えるまで止めない」

2回目。3回目。

3回目はもう精液がほとんど出なかった。透明な液がじわっと滲むだけ。でも絶頂の感覚だけは変わらず、いやむしろ回数を重ねるごとに強烈になっていく。体がびくびくと痙攣して、涙が勝手に溢れた。

「泣いてんのか」

「泣いてねぇ……目から、勝手に……っ」

「いい子だ。今日はここまでだ」

ジュンさんが指を抜いて、プラグを入れ直した。

俺はバスタオルの上にうつ伏せに倒れたまま、しばらく動けなかった。全身が汗と精液と涙でぐちゃぐちゃだった。


3日目の夜。

プラグを入れたまま夕食を食べ、プラグを入れたまま風呂に入り、プラグを入れたまま歯を磨いた。

もう、体の中に何かが入っている状態に、少しだけ慣れ始めている自分がいた。

最初は「気持ち悪い」「異物感が耐えられない」と思っていたのに、3日目の夜には、プラグが前立腺をかすめるたびに「あ」と小さく声が漏れるだけになっていた。

不快感ではなく、快感として。

ソファベッドに横になった時、ジュンさんが寝室から出てきた。

「今夜はフェラしてもらう」

「……俺がですか」

「そうだ。お前が俺のちんぽを咥えろ」

「無理です。男のちんぽなんて——」

「ルール2」

「……」

ジュンさんがソファの前に立ち、ジーンズのチャックを下ろした。

黒いボクサーパンツの中から取り出されたそれは——太かった。

俺のよりも明らかに一回り以上太く、長い。根元から先端まで血管が浮き出ていて、亀頭が赤黒く膨らんでいる。男の性器を至近距離で見るのは初めてで、その圧倒的な存在感に、息が詰まった。

「咥えろ」

「……口だけでいいんですか。飲んだりとかは——」

「口に入れてしゃぶるだけでいい。歯を立てるなよ」

俺はソファベッドの上に座り直し、ジュンさんの股間に顔を近づけた。

匂いがする。風呂上がりのはずなのに、男の生臭い匂いがする。ちんぽの先端から、透明な先走りがじわりと滲んでいた。

口を開けた。

亀頭を唇で包み込んだ瞬間、口の中に男の味が広がった。しょっぱくて、鉄っぽくて、皮膚の匂いが鼻に抜ける。

「おぇっ——」

えずいた。反射的に口を離しそうになったが、ジュンさんの手が後頭部に添えられて、離れられなかった。

「慣れろ。ゆっくりでいいから、舌で舐めながら、前後に動かせ」

目を閉じて、言われた通りにした。舌を亀頭に這わせ、唇で竿を挟みながら、ゆっくりと前後に動く。

ジュンさんの腹から、低い息が漏れた。

「……いいぞ。下手だけど、お前の口は温かくて気持ちいい」

褒められているはずなのに、吐きそうだった。

男のちんぽを咥えている。自分が。22歳の、女好きだったはずの俺が。

5分ほどしゃぶった時、ジュンさんが俺の頭を引き離した。

「今日はここまでだ。よくやった」

ジュンさんのちんぽは、俺の唾液でてかてかに光っていた。まだ射精していない。

「……出さないんですか」

「お前の口で出すのは、もう少し上手くなってからだ。今日のところは自分で処理する」

ジュンさんが寝室に戻っていった。

俺は口の中に残った男の味を、洗面台で何度もうがいして洗い流した。

鏡に映った自分の顔は、首輪をつけた、目の下に隈のある、疲れ切った男の顔だった。

あと4日。

あと4日で終わる。

そう思わないと、気がおかしくなりそうだった。

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